機能改善体操セミナー(大阪) 2014年2月8日(日)
講師:梅本 道代 サポートスタッフ:村上 智子、加福 明子
全国でも大変な大雪となったこの日、大阪府堺市のスタジオにて、機能改善体操セミナーが開催されました。スタッフも参加者の方々も、雪に足を取られつつ、なんとかスタジオにたどり着いた…という状況でした。
さて、機能改善体操セミナーは、3つのコースに分けられており、肩凝り改善編、腰痛改善編、膝・関節痛改善編があります。3つ連続でも受講可能、どれかひとつだけでも受講可能という、とても参加しやすいセミナーですが、今回はほぼ皆さん3つ連続で受けられていました。
このセミナーでは、どのコースもまずセルフチェックから行います。今の自分の身体の状態はどうなっているのか、ペアを組んでお互いに観察します。見る方はチェックポイントを押さえながら、真剣なまなざし。見られる方はやや緊張気味。しかしどこがどうなっていようと「良い・悪い」ということはなく、今の状態がどうであるかを知ることを目的とするものなので、意外と知らない自分の身体のくせが見えてきて、本当の自分を発見することができます。
次にほぐし体操、安定性を出す体操、協調性を出す体操を行います。身体はほぐしただけではゆるんでいて、そのまま動き出すと危険なこともあるため、しっかり安定性を出さなければなりません。さらに身体全体をうまく連動させ、全身が協調することにより、さらに動きやすい楽な身体になります。その流れに沿った体操を、各コース5種類ずつ学びました。また、自分の身体のためだけでなく、「誰かにこれを伝えたい!」と思う方のために、体操を伝える際のポイントなども学びました。
自分の身の周りのことは自分で行うという『自立』、自らいきいきと人生を送ろうとする『自律』、この両者のために機能改善体操セミナーは存在します。ご自身のために、また大事な方のために、ぜひご参加ください。
加福 明子
参加アンケート
・本日の講習会で一番習得できたこと
・目線を使うと、身体の動きが誘導されて動きやすくなること。
・機能改善体操を伝える流れが確認できました。
・講習会全体を通しての感想
・明るい雰囲気で、緊張せずに受講し続けられました。
・全体を見ることがとても大事だと思いました。