【オンライン】いきのびオンラインセッション@長野 2020年7月5日(日)
毎年恒例の長野開催。
長野県では、いきのびフォーラム/1DAYセミナー/機能解剖学セミナー/水中機能改善セミナー/ボディキネシス®インストラクター養成コース/いきのび七夕フェスタなど、協会のミッションである「自立と自律のための機能改善」をテーマに、健康づくりに関わる方から運動指導に携わる方に向けた講習会・セミナーを実施してきました。
これまでの出逢い、そして新たな出逢いと繋がりを大切にしながら、共に学ぶスタイル、コミュニティづくりを育み歩んでいます。
今年は、新型コロナウイルス感染症対策から開催をどうするか?と悩みましたが、オンラインでの実施を試みました。
中止をせず、開催ができたことを心から良かったと想っています。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
本日のレポートは長野支部の林部がお届けします。
【交流会】10:00~11:30
いきのびカフェ交流会&ZOOM機能を楽しもう!
昨年、いきのび七夕フェスタで好評だった“いきのびカフェ☕”。
今年は直接会えないけれど、自宅で参加ができることから、気軽にお子様とご一緒にどうぞ♪と案内させていただき、心地よい環境の中でスタートしました。
初めは、このzoomという道具や画面越しという環境に緊張や戸惑いが多少あったかもしれません。
だけど、皆さんとの会話の中で、“そうだよね~”と共通することや、共感することがたくさんあって、それが見えてくると“みんなそうなんだなぁ~”とホッと力が抜ける空間が感じられました。皆さんの表情がどんどん穏やかな表情に変わっていく時間を過ごして、あらためて“対面=顔を合わせる=共に学ぶ環境づくり/人との繋がり”は切り離せないなと想いました。
zoom操作に触れていくと、瞬く間にへっ~~~👀、ほぉ~~~👀やったー!連呼です。
ワクワクしましたね。
微笑みがいっぱいでした。
さらに、zoomというツールのメリットとデメリット、ボタンの機能を知れば知るほど、知らなかった不安は解消され、“これならできる!”と喜びがどんどん増え、zoomというツールの面白さを愉しむことができました。
「こんな時でも!」「こんな時だからこそ!励まし合える仲間がいること。」
人の存在・自分の存在を忘れないでいたいと想う時間でした。
関わるきっかけの場やふれあいの場、ツールの使い方次第で自分の可能性は広がることを感じた90分でした。
みなさんの素敵な笑顔がさらに輝き溢れ、一瞬一瞬、心から嬉しく楽しく喜びいっぱいとなった交流会でした。
【セミナーA】 13:00~14:30
健康づくりのための運動指導に携わる方ならどなたでも!!
対話形式勉強会セミナー:テーマ「参加者のやる気や継続意欲を高めるために、解剖学/運動生理学など、身体のことについて学び、よりわかりやすく、より動きやすく伝える 導き方」
今年は皆さまのリクエストに応える対話形式勉強会セミナーを用意しました。
お申し込みの際に、受講者の方が抱えている課題や悩みを伺い、勉強会のテーマに沿って、講師と受講者の皆さんと共に育む勉強会です。
事前のアンケートには、ぎっしりと書き込んでくださった皆さんの熱意に圧巻です。(まとめたものを抜粋しています)
Q1.どのような現場でお仕事をされていますか?
A⇒ フィットネスクラブ・スポーツジム、県や市の公共施設・公民館・体育館、シニアフィットネス+デイサービス/リハビリ機能訓練関連の方が複数
Q2.主にされている指導現場はどのような内容ですか?
A⇒ スタジオ・プールなどのグループエクササイズ、サークル/自主グループ活動、トレーナー・パーソナル・理学療法士・機能訓練士、介護予防運動指導や高齢者運動指導が複数
Q3.何について学びたいですか?【運動生理学?機能解剖学?基礎解剖学?】
A⇒ 圧倒的に多く寄せていただいたのが【機能解剖学】でした。勉強会は“機能解剖学の“機能”って何だろうね?“と、自分との対話・対話形式勉強会がスタートしました。
Q4.3で選択したその理由は?
A⇒ 匿名:高齢者運動指導の現場で「骨盤底筋トレーニング」を実施しています。骨盤底筋について再確認したいこと、より深く知識を高めたいです。と具体的に寄せていただきました。質問に応えたく、テーマは骨盤底筋について。身体のどこにあるのか?それはどういう働きや機能があるのか?正しい情報と認識をするための機能解剖学を学びました。それをいかに指導現場の中で目の前の参加者の方に伝えていくか?指導の型について触れました。
Q5.3で【機能解剖学】を学びたい理由から、何について学びたいですか?
A⇒ 匿名:現場にいる参加者の皆さんのために、自身の体に興味を持ってもらうために、わかりやすい解説や説明の仕方を学びたい、匿名:わかりやすい指導力やコミュニケーションスキルを磨きたい、匿名:機能解剖学を難しくならずに伝えるには?匿名:分かりやすい言葉の伝え方を教えてほしい・・・その他。参加者のためにどのようにわかりやすく伝えたらいいのか?参加者のためのわかりやすい表現とは?参加者の方が聞き取りやすい言葉の選び方や端的な説明とは?【指導の型】から【導く:相手の脳に寄り添う】気づきや学びを深めました。それぞれのチームでディスカッションをしていく中でも【自分の指導に振り返る=対話する時間】有意義な時間を過ごしました。みなさんからいただいたセミナー後の感想アンケートをぜひご覧ください。
【セミナーB】 15:00~16:30
オンライン&オフラインに必要な指導スキルを学ぼう!
椅子に座って、タオルを使った気軽な体操の指導法
この講座では、気軽に身体を動かす方法としてタオルを使った機能改善体操と椅子に座ってできる体操を体験していただきました。
タオル体操の習得だけでなく、その目的や考え方、どのように身体を動かしていけばよいのか?を学びます。
ただ、見せるだけでなく、どのように指導者が参加者と関わればいいのか?
必要な指導スキルを磨く時間です。オンライン(画面)の中で実際に指導をやってみると、言語や聴覚による指導の重要さを実感し、見せ方の指導も的確にする大切さを学びました。
これは、画面を通してだけでなく、現場でも同じことが言えることを目の当たりにしました。
この講座に参加してくださった皆さん、熱心に積極的に取り組んでいた姿が印象に残っています。
あらためてご参加いただきました皆さまありがとうございました。
正直にいうと、まだまだオンラインというひとつのツールにてんわやんわしている私ですが、今回皆さんとお会いして、私たち自身がポジティブに捉えること、何事もチャレンジして、こんな時でも自分たちが大切にやってきていることをやり続けよう。とがんばれる気持ちになりました。皆さん、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
レポート作成:林部 美代子
◆受講者の感想