【奈良】宇陀市健康づくりセミナー 膝・腰・肩のための機能改善体操
宇陀市健康づくりセミナー
膝・腰・肩のための機能改善体操(2019年10月21日、28日、11月11日)
奈良県宇陀市65歳以上の方を対象に、介護予防事業としての3軽エクササイズ®セミナーを開催しました。
今回は一般の方にもわかりやすいように膝・腰・肩のための機能改善体操ということで募集をかけさせていただきました。
30名定員で募集をさせていただきましたところキャンセル待ちが出るほど市民の皆さんに興味を持っていただけたことを嬉しく思うと同時に、機能改善体操を必要とされている方々の多さを実感しました。
3日間に分けてのセミナー開催でしたが、初日からとても和やかな良い雰囲気でした。
まずはシナプソロジーで盛り上がりました。
初対面の方々とも仲良くなったところで、まずは「機能改善体操の考え方」についてお話しさせていただきました。
NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会が目指す「自立と自律」。自分の身体は自分で整えるという機能改善体操の考え方に真剣に耳を傾けてくださいます。
「身軽」に「気軽」に「手軽」にできる体操を体験していただくと、本当に簡単な体操なのに、どんどん身体が変わっていくことに皆さん興味津々。
簡単なほぐし体操をしただけでも「身体が楽に動く」「ポカポカする」「腕や足が長くなったみたい」などの声が上がり、身体への気づきが高まっていきます。
身体がほぐれてくると、心もほぐれていくようですね。
周りの方々との関りも自然と増えていきます。
機能改善体操は身体をほぐすばかりでなく、日常生活に必要な可動性・安定性を高める体操も入っています。
そこではちょっと力を使って適度に頑張ります。
そして最後には日常生活の動きに近い協調性の体操を行います。
今回の宇陀市でのセミナーは1回目は「膝・股関節予防改善編」、2回目が「肩こり予防改善編」、3回目が「腰痛予防改善編」で開催しました。
皆さん学んだことをおうちに持ち帰り、すぐに実践して下さったようです。
また、「ご家族や友達にも教えたいから・・・」と、セミナーで使用したミニボールの購入希望もとても多かったです。
身体が整うと心も軽やかになることを実感していただけたのではないかと思います。
毎回のセミナー終了後の後片付けは、参加者の皆さんが手分けをしてテキパキと片付けてくださいます。
困っている方がおられたら自然と手を差し伸べる方々もおられ、見ている私も心が温まる思いでした。
お互いが心地よく暮らしていくには、それぞれの状況を受け入れ、助け合い、協力し合える「社会的な健康」の大切さを感じるセミナーとなりました。
地元の方どうし、このセミナーを通して知り合いが増えていき、地域の繋がりが深まるといいなぁ・・・。
次回、2020年3月にも開催させていただくことになりました。
機能改善体操を通して、多くの方にセルフコンディショニングの重要性をお伝えしていきたいと思います。
レポート:井上 明美