機能改善体操 (15) 「ボール踏み(足首の動きをよくする体操)」
皆さんの足首はどれくらい動きますか?意外と足首の曲げ伸ばしがやり辛くなっている方が多いです。
足首の動きは歩行をスムーズにし、転倒予防にも役立ちます。
目的
足首の可動域の向上(背屈・・・つま先を上に向ける動き / 底屈・・・つま先を下に向ける動き)
方法
①両足で立った時に、足裏のどの辺りに体重がかかっているか確認します。
②次に、軽くスクワットをするように膝を曲げた時の、足裏への体重のかかり方も確認してみます。
③ボールの上に足を置きます。
つま先荷重の人は、踵をボールの中央に置きましょう。(ふくらはぎのストレッチのイメージ)(写真①)
踵荷重の人は、つま先側(足指の付け根辺り)をボールの中央に置きましょう。(写真②)
※膝とつま先はできるだけ真っ直ぐの方向に向けて行います。
④ゆっくりと足裏全体でボールを踏みます。
ポイント
足裏のどの辺りに体重が乗っているか確認してから行う。
※膝を曲げた時に足首が硬い人や腰が反りやすい人はつま先荷重になりやすく、腰が引けて膝が十分に伸びない人は踵荷重になりやすいと考えられます。