「自立」と「自律」+「これ」=いきいき人生
こんにちわ。
本日のブログ担当は北陸支部のまっちゃんこと松田です(*'ω'*)
今日から10日ほど前に突然 従妹から電話がありまして。
頻繁に連絡を取り合うほどでもないのでちょっとビビりながら出たらば、私の母が自転車に乗っていたところ、車とぶつかって病院にいると言う内容。
意識もあって、念の為の検査だから心配ない、たぶん一晩泊まれば帰れるのではないかと。
びっくりしたものの、そのような事だったのでパニックにはならずに済んだのですが、すぐに一泊泊まる準備をして1時間半離れた実家に向かいました。
運ばれた病院に着くと、ちょうど検査から出てきたところで、母の大きな声が聞こえてきました。
お、元気あるあるなんて思っていたら、おでこには大きなガーゼが貼られ、なんと右の鎖骨骨折との診断Σ(゚Д゚)
手術をするかしないか週明けに検査してみないと分からないという。
今日帰れるかもなんて話じゃないじゃん( ;∀;)
私たちは一旦帰宅し、翌朝 病院に行ってみると折れた鎖骨よりとにかく足がうずいて寝れないぐらい痛いらしく、どこが痛いのか分からないぐらい痛いと言い、ただレントゲンでは骨折は確認されてなく、打撲と思われるがもしかすると映らないほどの小さい骨折をしている可能性があるとのこと。
とにかく痛くて、まったく足を動かすことが出来ないというので、鎖骨と合わせて足も週明けに再検査することに。
幸い鎖骨骨折も手術なしで、足も骨折ない状態でした。
全く足を動かせない状態が3日続いたあと、4日目の夕方に突然「私、起きれる気がする」と言い出した母(◎o◎)!
看護師さんにサポートしてもらいながら、5分ほどかかってベットから体を起こし、身体を方向転換させて座り足を床に下ろせたのです!!
右腕は鎖骨骨折しているので、まったく動かせない状態でそこまでやって見せたのですよ。
看護師さんも私たち家族もびっくり。
なんでも、最初はちょこちょこ足の指を動かし、次の日には足首を動かし、その次の日には足首回しを1日のうちに何回もやっていたそう。
1度は夜中にやって、掛布団を床に落としてしまい看護師さんを呼ぶことになり「夜中はやめましょう」って注意されたらしいですが(笑)
そして、その翌日にはポータブルトイレをベットの横に置いて自分で排泄するまでに!
足はもちろんまだまだ痛いので、ベットから起きるところから排泄をして元の位置に戻ってくるまで5分以上はかかってました。
それが水曜日の出来事。
そして、おととい土曜日に病院に行ってみたらば、ポータブルトイレは片づけられ部屋のトイレを使うまでになっていました( ゚Д゚)
わが母ながら、すご過ぎる回復力!!
病院でもすごい回復力に驚かれているそうです( *´艸`)
しかも、自分で身体の操縦もいろいろ見つけ出し、環境も使い勝手がいいようにしてなかなか快適に暮らしている様子。
食後のひと時・・・・。
まるで実家にいるよう(笑)
母は76歳ですが、まだ現役で散髪屋さんをしています。
実家にいても、お客さんからの電話の対応に大変なぐらいです。
みなさん、「おっかぁがいないと、ワシの頭どうなるんやぁ~」と途方にくれている様子で心から感謝したくなりますし、76歳でもそう思わせる仕事をしている母を尊敬もします。
母が恐ろしいほどの回復力を見せているのには「早く店を開けなくちゃ!」という思いがあるから。
母はそれを生きがいとかその様には感じていないと思いますが・・・
運動指導に携わっている者として、母を見ていると、どんなに素晴らしいエクササイズやメソッドでもそれを行う本人の思い1つだなぁと体感しています。
こんなことはどこでもよく言われていることではあるけど、身に染みて感じている私です。
生きがいであったり、やりたいことであったり、行きたいところであったり、もしかすると使命感かもしれないし・・・・
どんな理由であっても、具体的な目的があると人は動けるし、そこに身体も反応するし、そうすると嬉しくなって、もっとしたくなる。
何もやりたいことが見つかってない人も、自分に対してあきらめていたことが1つのエクササイズを通して光が見えて目的が見えてくるかもしれないし、見つけたいって思うかもしれない。
今日、私たちが関わっているこの瞬間がもしかすると・・・・と思うとワクワクしますね(*^^*)
「自立」と「自律」には具体的な目的があること大事だなってこの経験で体感している私です。
事故にあったばかりの時は趣味の畑はやめると言っていたのに、少しずつ身体が動くようになって来たら「次、何植えよう?」と言い出してる母。
出来た、できるが増えることで具体的な目的も増えるようです(≧▽≦)
私も早く母のこんな姿見たいです(^ω^)