心の手紙
みなさん、こんにちは。
今日のいきのびブログの担当は石川支部のまっちゃんこと松田です(*^^)v
こちらは桜が満開で美しい風景を堪能しています。
車を走らせれば、探さなくても、すぐにあちこちで桜の風景が目に入ります。
いたるところで目にする桜ですが、見ても見ても見飽きない、どこで何回見ても「あ~キレイ」と癒されます(*^_^*)
春が来たという実感もわきます。
春といえば、出会いと別れの季節でもありますね。
私は、先週 担当している能美市の「ほがらかロコモ」という教室が平成27年度分が終了しました。
教室の帰り際に参加者の男性から「これ」と一つの茶封筒を渡されました。
家に帰って開けてみると、中には娘にお菓子と1通の手紙。
便箋2枚にびっしり書いてくださってました。
読み終えると、その手紙の内容にこれまで「これで良いのか?」と思いながら必死でやってきたことが伝わっていたと言う安堵感と機能改善体操の深い理解への感動と温かい言葉への感謝の気持ちで朝から泣いてしまいました。
その中の分をいくつかご紹介します。
私はスモールボールを使用して体操を行います。
そのことで・・・・
「よく老人施設でおこなうボール遊びとは違うのですね。何でもないと思うような体の動き、ボール運動の中に滑った時の身体のかわし方、筋肉の鍛え、柔軟性、バランス能力のすべてが含まれるとこ、壺を押えた指導がボールを使って巧みにやられる・・・・」
私はこの体操をなぜするのかと言うことはお伝えしながら行ってきましたが、機能改善体操とは?ということについてはお話をしたことはありません。
なのに、体操を通して、ここまで機能改善体操について深い理解をして頂けたことに驚きと感動で飛び上がりそうなぐらいうれしくなりました(^^)
そして、
「笑顔の他に”ありがとう” “すばらしい”と誉めてもらうと、ふっと我に返り、がんばらねばという気持ちになります」
「日中独居の毎日ですが、木曜日になると何だか朝からそわそわとします。身体もさることながら、気持ちの持ちようが自然と湧いてくるような心の高揚も先生のおかげと思っています。」
最後に来年度もよろしくと言うことが書いてありました。
もう最後には泣いていた私。
かいつまんだこれだけの文章ではなかなか伝わらないと思いますが、この男性の背景には、校長まで務めたのち、アルコール依存症やうつ病になり、そのことで家族と不和になることもあり、その家族もまたうつ病に悩まされたりなどなどということがあるのです。
その方からこんなお手紙を頂けるなんて、本当に感動で感謝で、ブログを作成している今も涙が湧いてきます。
この教室の参加者全員、昭和 ひと桁台の生まれ。
みなさん、85歳以上です。
これまでの人生の中でいろんなことを経験され、今もそれぞれの背景がありながら自分と家族のために元気にいようとする姿。
私たちが指導の中で何気にかけている言葉が人生の大先輩の心に影響を与えていると思うと、うれしくもあり、怖い気もします。
それは高齢者だけではないですよね。
目の前にいる方、全てあてはまるのではないかなぁと。
となると、発言に恐怖を感じてしまったり(笑)
私は目の前の方のすべてをまず受け止めたい、受け入れるようにしたいなと思っています。
相手を受け止め、受け入れる・・・あれこれ考えずに、ただ見えるままを受け入れる。
まだまだですけど、そうありたいです(#^.^#)
アナタの一言がアナタの笑顔が一人の人をHAPPYにしてる。
そう思うとワクワクして小躍りしたくなりません?(笑)
新しい年度が開けました。
私はこの素敵な手紙に背中を押して頂いて、また1年 出会える皆さんとひたすら向き合っていきます。
それと、5月から石川県金沢市で機能改善指導員の養成が始ります。
この講座を受講することで、どうなるのかイメージできない方も多いかもしれませんね。
受講することで、向き合う相手によって、臨機応変にプログラムを考える能力が養われます。
症例に特化したクラス、中高年向けの身体づくりのためのクラス、高齢者向けの身体つくりのクラス、介護予防系のクラス、様々なクラスに対応できる能力が努力次第で養われます。
アナタが笑顔に出来る人がいます。
待ってます。
そして、そのことであなたが笑顔になります(^_-)
待ってるよ~♪
石川県開催の機能改善体操指導員養成講習会の詳細はコチラ⇒https://www.ikinobi.org/info/trainer/6667/