この時期の「だるい」「食欲不振」「眠れない」は寒暖差疲労が原因かも。 自分に合ったヨガと睡眠で寒暖差疲労を改善しよう
睡眠からボディワークまで幅広く健康をサポートすべく、関西で日々活動中の協会講師川瀬ひとみです。
秋というと「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」とワクワク&アクティブに過ごすというイメージがありますが、実は、季節の変わり目というのは体調不良になる方も多いのです。
暑い夏が終わり、動きやすい&食べ物のおいしい季節だというのに
●なんだかだるい・億劫
●眠れない・寝てもすっきりしない
●食欲がわかない
●イライラする
なんてことはないでしょうか
寒暖差疲労は自律神経の働きが過剰に働くことが原因
皆さん寒暖差疲労という言葉を聞いたことはありますか?
寒暖差疲労とは、気温差(前日の差、または最低気温と最高気温の差が7℃以上)が大きいと起こりやすくなるそうです。
全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまう、「気象病」の1つともいわれています。
なぜそのようなことが起きるのでしょうか
人は体温を調整する際、自律神経を使って、体を震わせることで筋肉を動かしたり、血管を収縮させ筋肉を硬くすることで体温を上げます。一方、汗をかくことで体温を下げる身体活動も行うため、それらの働きが1日の中で何度も切り替わると、自律神経が過剰に働き、疲労を誘発します。エアコンで例えると、暖房と冷房を1日のうちに交互に何度も使用すると、エアコン本体に負担がかかるイメージです。寒暖差が大きい季節の変わり目に風邪を引いたり、体調を崩したりする人が多くなるのも、これが理由のひとつです。また、冬の時期に、暖房のきいた部屋から寒い屋外に出て、また暖房のきいた電車にのる、また寒い屋外に出る・・、といった朝の光景も、体が寒暖差の影響を受けている状況の1つと言えます。
小林製薬HPより引用 https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2020/201026_01/index.html
外界の暑い寒いに対して、私たちの体はうまく調節しながら過ごしているのですね。
その調節を担っている自律神経が、体の内側で頑張って働いてくれているという訳です。
この気温の変化が激しい時期、それにうまく適応しようと体の中では大忙し…そしてその結果疲れがたまってしまう。
「もう、忙しいねん!」と自律神経のつぶやきが聞こえてきそうな気がします。
自律神経とは
自律神経とは私たちの意思とは関係なく生命の維持機能をコントロールしてくれている神経です。
例えば、暑い夏でも寒い冬でも、体温は36℃前後に保たれていますよね、これも自律神経の働きのひとつです自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、それぞれバランスをとりながら働いてくれています
「交感神経」は、身体の活動性を生みだす働きをする神経です。
昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。
対して「副交感神経」は、身体を休息させる神経で、夜間やリラックスしている時に優位になります。
自律神経は、活動・リラックスというモードを切り替えるだけでなく様々な機能をコントロールしています
何にも言わなくても、体をベストな状態にすべく24時間体制で働いてくれているんですね。
そして寒暖差が起きた時どのような働きをしてくれているのかというと
暑い場合は、発汗させ、体内の熱を外へ逃がし、体温が上がらない様に調整。
寒い場合は、血管を縮めて血流を減らし、熱が外へ逃げない様に調整。
というように、どちらかというと「交感神経」が常に頑張って働いている状態になる訳です
だから、リラックス(休息)が減ってしまい、疲れが取れないことにも繋がるんです
なので、自律神経の働きを整えて疲れを取るためにも、副交感神経の働きを高めて
1.質の良い睡眠をとること
2.ヨガで身体の緊張を緩めてリラックスすること
がおすすめです
寒暖差疲労を解消する対策 1.質の良い睡眠
質の良い睡眠を取るために寝る1~2時間前に湯舟に浸かって身体を温める(深部体温を上げる)ことがポイント
そうすると、寝る頃に深部体温が下がりやすくなります。
深部体温とは、体の内側の体温のこと。実は、深部体温が下がると眠気が強くなります。
なので、その仕組みをうまく使うといいのです
身体を温める→体内の熱を外へ逃がそうとする→深部体温が下がる→眠気を得やすくなるという具合です
ポイントは、ぬるめのお湯(38~40℃)にゆったり浸かること。
じっくり体の芯から温めるという感じでしょうか。
ぬるいお湯は嫌!という方は、熱めのお湯でも構いませんが深部体温が下がるのに時間がかかるため
少し早いタイミング(寝る2~3時間前)に入るといいですよ。
そして、お風呂の中で「明日の予定は・・・」「メールしないといけなかったっけ」とかいろいろ考えることは止めて、
「はぁ~~気持ちええなぁ」とゆったりとした気分で過ごしてみましょう。リラックス効果がさらに高まります
寒暖差疲労を解消する対策2.ヨガで身体の緊張を緩める
最近では「リラックス=ヨガ」というイメージを持つ方も多いのかなと思いますが、ヨガもやり方ひとつでリラックス感が大きく変わります
今回はヨガでリラックス感を楽しむ方法を2つご紹介します
1.ゆったりとした呼吸を意識しながら動く
意識的な呼吸は速さをコントロールすることができます。
ヨガをしながら、ゆ~っくり息を吐くことを繰り返すと副交感神経が刺激され、リラックス効果が高まるといわれています。
また、身体のいらない緊張を緩め、筋肉を心地良く伸ばすことができます
2.形ではなく心地良さを感じる
どうしてもポーズの完成度が気になると、形を真似ることに夢中になってしまい体の感覚に意識を向けることが難しくなることがあります。
人間の身体は、日々の生活で変化します。動きやすい時もあればそうでない時も。
実は私も今、乳がんの術後で「右腕が上がらない」状態ですが、それでもヨガをしています。
その時に、上がらないものを無理やり頑張って上げようとするのではなく
上がるところまで動かして、その状態で伸びる心地良さを味わうことを大切にしています
ヨガをするときは「今の自分のカラダがどう感じているか」「無理をしすぎていないか」を観察することが肝なのです。
という訳で、リラックス感を楽しむことができるおすすめのヨガをご紹介します
今回ご紹介する「猫のポーズと機能改善体操」は、身体を心地良くほぐし伸ばすことができるものなので、お風呂上りや寝る前に
是非試してみてください。3分で出来る簡単なヨガです。
ココロもカラダもリラックス感を楽しむことができましたか?
この動画の中で出てきましたヨガキネシス®(機能改善ヨガ)は、単にヨガのポーズをするのではなく、まずは簡単な体操で体を動きやすい状態にほぐして整えてからヨガのポーズを行うので、リラックス感がさらに高まります。
毎晩3分、体調を崩しやすい季節だからこそ自分メンテナンスの時間を作りましょう♪
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